冬だというのに

暖かい日が続いて．．．


だから、オートバイで行ってみた。


久し振りの養沢。

ここは、あきるの市になるのだけれど、檜原村の近くですね。

毛鉤専用の管理釣場があって、よく釣りに来てた所です。


管理釣場なんだけど、川は自然のまま、一切人の手が入ってないので好き！

管理釣場なんだけど、魚の繁殖期になる冬は禁漁になるってのもいいと思う！

この釣場をはじめたのが第二次大戦後に来た進駐軍の将校ってことなので

他の管理釣場とは意識が違うんだね。


釣りに来る時は、川沿いの道を下流から上流へ釣り上がるんだけど

釣りしながら歩くからそんなに上流まで行く時間はないんだよね。



でも、今日はオートバイ。

釣りはしない（禁漁期間だし。）


地図で見ると川沿いの道は上流でなくなってる。

行けるとこまで行ってみよう！！！


てな訳で走って来た。



いくら暖かい日だと言っても、冬だし、山に行くのだから

新しい冬用の装備も試してみた。


と言っても暖かい日だったので完全装備ではなく

上半身はヒートテックのＴシャツ、ウールのシャツに

マイクロフリースジャケット、ウルトラライトダウン（ユニクロが多いね！）

その上にマウンテンジャケット。


下半身は防風ジーンズ（これもユニクロだ．．．）のみ、ヒートテックタイツはなし


一番試したかったのは手袋。

これは息子がミネソタで使っていたのをくすねた物！

ミネソタはアラスカをはぶけばアメリカで一番寒い州らしいので期待してたんだけど

サイズがちょっと小さいので、クラッチ・ブレーキの操作性が気になっていたのです。

皮のアウターにゴアテックスなので、いいんじゃないかと思ってたんだよね。



でね、手袋



いい！！

スゴク　いい！！！！


今までいろいろ、いろいろ試した手袋の中で、一番！！！！！

息子よ、サンキュ～。

返さないよ、もうオレの物！



冬の手袋にはホント苦労してて、何がいいのかをずっと模索していたのですよ。

信号で隣に止まった白バイのおまわりさんに

「手袋、どんなの使ってます？」

って聞いたこともある。

ちゃんと答えてくれますよ、おまわりさん。



話は戻って


養沢の道ね

川沿いの道をずっとさかのぼって行くと

道幅は狭くなり

舗装も途切れた。

その頃から、手がかじかんできた。


横の川原を見ると

昼間なのに霜が降りてる．．．！

非舗装路、霜！

路面はマッド。

道幅は車やっと一台分！


久々に緊張したなぁ。

ブラインドコーナーで対向車が来たら、止まれないかも．．．

路面はそんなには滑ってなかったけれどね。



いつもだと非舗装路は燃えるんだけど

この日は慎重に．．．


上流まで行くと道が二股にわかれ

一方は「林道工事中につき、関係者以外立入禁止」

もう一方は「この先、崖崩れで通行禁止」のかんばん。

行くか、やめるか。

ここで、川を見ながら一服。


川って見てて、飽きないよねぇ（個人の意見）

だってさ、あれだけ水が流れてても、なくならないんだよ、水。




そうこうしてて、一服してる間に「林道工事」の方からダンプが降りて来た。

暫くして、帰ろうと思ってＵターンしたら

「崖崩れ」の方からひょこひょこ軽トラックが降りて来た。


軽トラックの前を

「降り、怖～い」と思いながら降ってたら

前方からダンプが上って来た。


車やっと一台分の道幅。

abe は平気だよ、崖側の斜面にオートバイ乗り上げたから

でもさ

abe の後ろには軽トラック


大変だね


と思ってたら


ダンプの後ろから、多分観光のスバル・レガシーも上って来た。

あ～あ

大変だ！


てな訳で、abe はさっさと下流に降りてきましたが

下に降りた道を走っていたら

さっきまでかじかんでいた手が暖かくなった。


そんなに標高が高い所に行った訳じゃないのに

山って、やっぱ下とは全然違う世界なのね。



久し振りに非舗装路を走りましたが

（近年、非舗装路を見つけるのは困難になりましたからね。）

やはり、頭と体の距離感を感じました。

ウチの近くの多摩川の川原に

フラットだけど、ちょうどいい広さの駐車場を見つけましたので（もち非舗装）

時々リハビリ走行しなくちゃと思っている今日この頃です。