「ほたる族」なんて言葉を聞くようになって暫くたちますが

abe も 「ほたる族」 の仲間入りをしました。


煙草を吸う時は庭に出て吸ってるのですが

これが面倒と言えば、面倒
でも禁煙に失敗して、せめて節煙しようと思っていたので
いいと言えば、いい。

暖かい昼間なんかは飛んでくる鳥を眺めたり出来るので
これは、いい。

夜は、月や星を眺めての一服。
でも、まだちょっと寒い。



てな訳で、ある日の真夜中過ぎ
煙草を吸っていると

庭で何か動く物が。

昼間は近所の野良猫が庭を通り道にしているので
こんな夜中に猫かなぁ
と思っていると、こっちに少し近づいて来る

よく見ると








狸

でした。


狸は近所の路上では何度か目撃していたのですが
裏山に住んでいるのだとばっかり思っていたのです。

それがウチの庭に出て来たということは
もしかしたら、庭の前の藪の中に住んでる奴がいるのかなぁ。

ウチの庭の前はこんな風ですから






























こりゃ、とにかく
お近づきのしるしに

と、急いで台所へ行き
白菜があったので、芯を切り取り
庭に取って返し、白菜の芯を地面に置いておきました。



暫くして
庭を見てみると白菜は無くなってました。

「あぁ、食べたんだ。」

と思ってたら

アレ！何かある。



暗闇をすかしてよく見ると

木の枝？

さっき白菜を置いた時は何も無かったはず。

ウチの庭はこんな風ですから、何かあれば白菜を置いた時に気づいてます。



























まぁ、これは昼間に撮った写真ですが
この状態だったら暗くても気がつきますよねぇ。


こんな枝が置いてありました。




























あぁ、これはきっと狸の奴、白菜のお礼のつもりだな。
落語だったら、狸がお札とか小判とかに化けてくれるのに

なんて、思って

もしかしたら、この枝は打ち出の小槌みたいに
振ったらお宝ザックザク

なんてなるのかしらん
と思って振ってみましたが

な～んも出て来ませんでした。


そりゃそうだよ、白菜の芯だけだったもんね。


今度、もっといいもん用意するからね。
お札に化けてね。