夜中に煙草を吸いに外に出ると

野良猫がやって来ました。


まだ若い猫だから、あんまり警戒心がなさそう。
なので、キャットフードをあげてみました。

そしたら




























慎重に近づいて来て




























食べた。

でも、この辺の野良猫はいろんなお宅で食事を出してもらってるるらしいので
ガツガツしてないです。

もしかしたら、ウチのお猫様達よりガツガツしてないかも。


この猫は一応 「ニャン」 と呼ぶことにしました。

ニャンはこの日から時々やってきては餌を食べていくようになりました。
でも、いつも少ししか食べない。
多めにあげると残して行きます。

猫らしいね。
野良犬だったらあげた分は全部食べちゃうと思うけど。

でも最近は野良犬なんて全然見かけないですね。
犬が犬だけで歩いていたらすぐに保護されちゃいますよね。

abe も多摩川に住んでいた時に何匹か保護しました。
たいていは、そとに張り紙しとけば飼い主が探しに来てて引き取られていきました。

一度、大型犬を保護したこともありました。
マスチフに似た凄く大きな犬でした。
abe が飼っていた犬も相当大きな犬（体重 40kg）でしたが
それよりも大きかった。

ウチにつれてきて、とりあえず水と餌をあげて
首輪を調べてみたら、保健所の鑑札がついていました。
鑑札の番号を調べたら飼い主がわかると思い
夜だったので警察に電話して事情を話すと

「警察署であずかります。」

とのこと。

そしたら、まず近くの駅前交番からオマワリさんが二人自転車でやってきて
ウチの前で事情を話しているうちに、パトカーが赤いランプをくるくる回しながらやってきたので

近所の人には

「 abe んとこのバカ親父が警察沙汰起こしたのか。」

と思われただろうな。

そして、オマワリさんがパトカーの後部座席に乗せようとしたのですが
オマワリさん、犬の大きさに腰が引けてて、犬も言うことを聞かない。

それを見て abe が誘導したらちゃんとおとなしくパトカーに乗りました。
そして走り出す時、窓をコンコンって叩いたら、まるで

「ありがとう。」

って言ってるみたいに顔を上げて abe を見てました。

ちゃんと躾されてた犬だったんだろうな。


次の日に心配で警察署に電話したら婦警さんが

「あ～、あのワンちゃんですね～。
　　　飼い主の人に引き取られましたよ～。」

声のトーンから察すると警察署で人気者になってたみたい。




話がそれましたが

野良猫のニャン。




























兄貴分（姉御かなぁ？）を連れて来るようになりました。

そいつには「石松」って名前をつけました。



























これぞ野良猫って顔でしょ？
百戦錬磨って感じ？

でもコイツ、見かけによらず
結構イイ奴みたいで

ニャンに餌をあげて、ニャンが食べてるあいだ
「良かったね！」
てな感じで、少しはなれたところで見守ってます。

石松はもしかしたらニャンの親かな？

石松は abe の手が届くところにはまだ近づいて来ません。

ニャンは餌を食べてるあいだは体を撫ぜさせるところまでになってますけど。


石松もいい顔してますが
やはりウチの近くの野良猫で abe が 「三本足」 と呼んでる猫がいます。
後ろ足が一本無くて、三本の足で頑張ってるスゴイ猫です。

三本足も一度だけウチの庭まで来てくれたのを見たのですが
こいつもイイ顔してるのですよ。
チャンスがあったら写真撮って紹介したいと思います。
abe は哲学者みたいな顔だと思ってます。

請う御期待。